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時短調理に最適!電気圧力鍋
飲食店の現場でも圧力鍋を使った仕込みをします。
どちらかっていうと、下処理に使うことが多いかな。
根菜類や肉類を柔らかくする際にはホント重宝しています。
短い時間で調理をするって大事ですからね。
現場ではガスの圧力鍋しか使いません。
理由は、容量の問題です。
仕込む量が20LTとかになってくるので、ガスの圧力鍋しか
選択できないんですよね。
家庭では、圧倒的に電気圧力鍋の方をお勧めします。
〇電気圧力鍋が便利な理由
高価な炊飯器と同等の仕上がり
自宅用に電気圧力鍋を買ったのは、炊飯器が古くなって買い替えようと
思っていた時でした。
圧力鍋は炊飯も出来るので、汎用性が高い電気圧力鍋を買ったほうが
お得だと思って買ってみました。
元々圧力鍋は持っていたんですが、火力の調整が面倒で炊飯には
使ってなかったんですよね。
白米に拘りをもっている人は多いんじゃないですか?
ただ、美味しく炊ける炊飯器は値段もそれなりにしますよね。
電気圧力鍋の方がコスパ高いです。
ご飯を美味しく炊くためには、コメの品質も大事ですが
強い火力で炊飯
って事が重要なんです。
圧力鍋は通常の鍋と異なり、圧力を掛けることで内部の温度が
120℃くらいになります。
だから圧力鍋だと美味しいんです。
よくキャンプなんか行って、標高の高い場所では沸点が低くなるので、
ご飯がうまく炊けないって話しを聞きますが、その逆の理屈ですね。
実際使ってみて、前の炊飯器と同じ米でこんなに食味が違うのかって
驚きました。
炊飯だけでも電気圧力鍋を買う価値アリです。
価格:14,080円 |
調理時間の短縮
大まかな目安として15分以上加熱調理するものは、
圧力鍋を使ったほうが良いと思います。
結構15分以上加熱する料理って多いですよね。
例えば、ご飯を炊く時、炊飯器だと1時間くらいかかりますが、
自宅で使っている電気圧力鍋だと、
加熱7分∔圧力調理5分+蒸らし15分 計27分
で炊飯できます。
浸水の時間も必要ないので、洗米したらすぐに炊いてOKですよ。
「あっ、ご飯が足りない」って時に重宝します!
家計に優しい
調理時間が短いので、光熱費をあまり使いません。
また電気圧力鍋だと、周りに熱をあまり放射しないので
夏場でも快適に使うことが出来ます。
最近の夏はエアコン付けてても一向に冷えないくらい暑いですからね。
蒸気が殆ど出ないので火傷の心配なし
圧力鍋を現場で使っていて一番困るのは、蒸気の吹き出す音と熱です。
初めて圧力鍋を使う人の殆どは、音で怖がる人が多いですね。
電気圧力鍋は蒸気が殆ど出ないので、お子さんのいる家庭でも
安心して使えます。
お勧め調理例
商品にレシピが付属しているので、詳細なレシピは省略しますが、
現場で仕込みで使っている調理例を挙げておきます。
筍の下茹で 加圧10分
現場では、皮付きの筍の上部を斜めに切って米ぬかと一緒に下茹でします。
下茹でが終わったら、ゆで汁と一緒にそのまま冷まします。
一晩冷ますとゆで汁に灰汁が抜けるので、水を替えて保存します。
家庭では皮を剥いて圧力鍋に入る、なるべく大きいカットで茹でるのが
いいと思います。
また米ぬかを使うより重曹の方が後始末が簡単なのでお勧めです。
水1000ccに5g位が目安です。
野菜のポタージュ 加圧15分
ジャガイモや長葱などのお好みの野菜と、ベーコンとチキンブイヨン、牛乳を
圧力鍋で調理します。
水分量は、野菜に対して4倍位が標準です。牛乳とチキンブイヨンは1:1
でいいと思います。
調理が終わったら、ミキサーにかけてピューレ状にして、
バターとオリーブオイルを加えて仕上げます。
野菜嫌いのお子さんでも形が残っていないと食べてくれるんですよね。
牛トリッパの下茹で 加圧15分
牛のトリッパ(牛の4つある胃袋のうちの一つ)の汚れを掃除してから、
3回ほど茹でこぼして臭みをとります。(普通の鍋で)
香味野菜(玉葱、長ネギ、セロリ、人参)と香辛料(胡椒、タイム、ローリエ)
と一緒にチキンブイヨンで圧力調理して柔らかくします。
そのトリッパでトマトソースと軽く煮込んでトマト煮にしたり、
きのこと一緒にアヒージョにしたりと、準備しておくと便利です。
胡瓜と合わせて、中華風の和え物なんかもお勧めです。
まとめ
今回の圧力鍋も、自宅にあると料理レパートリーの幅が広くなりますよ。
時間がかかるからって手の出なかった料理も、電気圧力鍋を使えば
気軽にできます。
特に炊飯はお勧めです!
最後まで読んで頂きありがとうございます。
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