牛乳大量消費レシピ 親子で実験 【低温調理】カッテージチーズの作り方
牛乳に酸味を加えて加熱すると、牛乳のたんぱく質が固まってフレッシュチーズの一種カッテージチーズが出来ます。
家庭で出来る科学実験って感じで面白いですよ。
今回は低温調理器を使ったカッテージチーズです。
カッテージチーズってなんだかボソボソして。。。って思っている方は、低温調理すると驚くほど滑らかなチーズが簡単に作れます。
少し手間は掛かりますが、温度管理をして作った方が美味しいものが作れちゃいます。
では、離乳食にも最適なカッテージチーズの作り方を紹介します。
材料は3つだけ
牛乳 500cc
飲むリンゴ酢 37g
塩 2g
今回はピンクソルトを使っていますが精製塩でも大丈夫です。
飲むリンゴ酢じゃなくて米酢やレモン汁でも出来ますが、リンゴ酢だと酸味も穏やかで香りがよく食べやすいのでお勧めです。
作り方
①材料すべてを混ぜる。
②ジップロックに入れて、水の中で空気を抜く。
※空気をキチンと抜かないと、熱が伝わらない箇所が出来るので丁寧に!
③低温調理器を60℃にセットして40分加熱する。
鍋で直接加熱しても出来ます。その際は鍋の縁がフツフツしてきたら加熱を止めてください。沸騰させちゃうとボソボソした食感になります。
④加熱終了後、クッキングペーパーを敷いたザルで漉す。約1時間位掛かります。
少し水分が残るくらいの方が、口当たりが滑らかです。
水分が抜けすぎたら、下に落ちた乳清を加えて調整してください。
また、この時落ちた液体(乳清)は栄養豊富で他の料理に使用できるので、ボールをかまして液体を残すようにしてください。
⑤漉し終わったら、残ったチーズをラップに包んで冷蔵庫で冷やします。
77g出来ました。
牛乳のたんぱく質量によって多少出来上がる量が変わります。
⑥完成
今回は先日ベランダに植えたタイムと癖の少ないオリーブオイルと三色の胡椒で仕上げました。
キムタクが主演した、あのフランス料理のドラマに出てきた前菜が家庭でも楽しめます。(あれはヤギのミルクでしたが。。。)
他に豆腐と合わせて白和えの衣にしたり、少し蜂蜜を加えてフルーツとサンドイッチにしたりといろいろな料理で楽しめるので、ぜひ作ってみてください。
残った乳清は、ホットケーキを作る時に牛乳の代わりに使うと、お店のパンケーキみたいにふわふわに仕上がります。カレーを作る時に加えてもほんのり酸味が加わって美味しく仕上がります。栄養価も高いのですから捨てずに使ってください。
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